さくらのクラウド検定を受けました
さくらのクラウド検定
さくらのクラウドのベンダー?資格である「さくらのクラウド検定」を3月15日に受験しました。
聞いた話では、ガバメントクラウドの要件の1つとしてベンダー資格が必要らしいです。
CCNAやネスペの勉強をしていたのですが、飽きてきたので味変として受験することにしました。
現在のところ、試験は年に2回程度しかやってないようです。
次は9月にあるらしいです。絶妙にIPAの試験前なの渋い顔してしまう。
勉強
さくらのクラウド検定では公式からシラバスとオンライン教材が無償で公開されていますので、それを元に勉強しました。
試験範囲
大きく分けて以下の3つです。まあシラバス見たほうがわかりやすい。
- デジタル技術の基礎 (コンピュータやTCP/IP、クラウドや仮想化の基本)
- さくらインターネットのサービス
- さくらのクラウドでのアーキテクチャ設計 (さくらのクラウドの各種サービスや使い方、注意点など)
デジタル技術の基礎はエンジニアならばすっ飛ばしても良さそうでした。
教材
オンライン教材では動画とPDFが提供されます。PDFはダウンロードができますが、動画はダウンロードできなさそうでした。
通勤時間などのスキマ時間に勉強したかったので地味に不便でした。
例問として各セクションに5問程度と最後に100問のまとめテストがあります。
また、それとは別に公式Twitter@sakura_crtfctnで毎週例問が投稿されています。
ただまあ合わせても300問程度で、勉強の理解度を定量的に図るのは微妙かなと感じたので、
NotebookLM Plusにシラバスと教材、テストの問題と答えをインポートして、
問題を作ってもらったり、ややこしい部分の説明などをしてもらいました。
NotebookLMはあらかじめ入力した資料を参考として回答を生成してくれ、出典元も明示してくれるため、 こういった試験対策や教材DBとして使うのはとても向いていそうです。
試験
試験はオンラインで、自分のPCを使って行います。
試験時間は60分、問題数は100問です。
35分程度ですべての問題を一通り解くことができ、残り25分程度で見直しを行いました。
すべての問題が4択か4択から複数選択なので、LPICよりも楽に問題を解くことが出来ました。
なにより日本語の問題が出るのが一番楽・・・。
試験結果
まあ、普通に合格です。 Ver.1.0なので相当優しめに作ってあった感じがする。
上位資格とか出てくると怖いかも。
分野 | 得点率(%) |
---|---|
1 デジタル技術の基礎 | 95 |
2 さくらインターネットのサービス | 83 |
3.1 さくらのクラウドで実現するシステム構成設計 | 80 |
3.2 セキュリティの設計 | 100 |
3.3 可用性と拡張性の設計 | 100 |
3.4 コストパフォーマンスの設計 | 72 |
感想
「デジタル技術の基礎」はさくらのクラウド以外にも通用する基礎的なIT技術の説明だったので、
IT業界へ行きたいような未経験の人にもおすすめできるものだと思いました。
オンプレ大好き人間なので、さくらのクラウドを始めとしたクラウドインフラというものを殆ど触ったことがないので、この検定を通してクラウドへの理解が進んだなと感じました。
今後はさくらのクラウドやAWS、Google Cloudなどにも触れてみようと思います。